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  • 2024年06月14日(金)

    理数科集会:1年生初めてのスピーチ

     6月13日(木),理数科集会で初めて1年生がスピーチを行いました。

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     生き物を観察するのが好きなので,理数科では「好き」を生かして課題研究に取り組みたいです!

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     先輩方に教わる際にも,初対面よりも挨拶したことがあったり,質問したことがあった方が,かわいがってもらえると思います。よろしくお願いします。

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     理数科主任の河野先生は,イオンの一般客会場で「人工イクラ」の実験を披露する際に,ビーカーやガラス棒の破損の可能性を職員に指摘され,「実験はガラス器具で行う」という固定観念にとらわれていた自分に気付いた話をされました。7月に国分小学校6年生に科学教室で披露する際には,プラスチックコップやポリビニル製スポイトを使うそうです。

     皆さん,勉強とは自宅で机に向かい,集中して数時間するものだと思い込んでいませんか? 理数科集会の集合を待つ5分間,終礼から部活動が始まるまでの15分間,隙間の時間をしっかり使う受験生は,夢を叶えていきます。高校3年間は,あっという間に過ぎてしまいます。課題研究での素晴らしい経験と,確かな学力を兼ね備えて,自分の将来の夢を実現させていきましょう。

  • 2024年05月23日(木)

    全校朝礼,教育実習生紹介,表彰式

    5月21日(火)に全校朝礼が行われました。教育実習生の紹介,地区大会の優勝やつくばサイエンスEdge2024の文部科学大臣賞ほか上位入賞の表彰が行われました。また,ゴールデンウィーク中にオーストラリアで開催された大会に日本代表として出場した仲宗根君は2位に入賞し,メダルが授与されました。表彰が多いと学校の活気を感じますね。賞を受けたり受けなかったりは別として,日々の高校生活を充実したものにすることに本当の価値があると思います。明るく楽しく,日々の高校生活を過ごしてください。

    教育実習生は国分高校の卒業生です。校舎や1年生の制服が当時とは異なるので,違和感はあるかもしれませんが,先輩たちから受け継がれている国分高校生の良さは健在だと思います。母校で一生懸命に実習を頑張って,教員になって思います。

    地区大会の表彰の様子

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  • 2024年05月22日(水)

    2年生の自主ゼミが活発です

     2年生は週2時間,サスティナビリティサイエンス(SR)として課題研究に取り組んでいます。1年生後半から「何を研究するか」について悩みながら班分けを行ってきました。

     進捗している班では「もっとこうしたい!」という強い意志を発揮して,自主ゼミを立ち上げています。現在11班が登録申請しているようです。

     5月21日(火)は,放課後に活動している自主ゼミに出会いました。

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     放課後,SSH主任の神園先生に「自分たちの今まで」を説明している生徒たち。こういう積極的な姿勢が「そういう考え方もあるかも」という新たな気づきを与えてくれます。

     

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     耐塩性植物班は,鹿児島大学の先生たちにアポを取り,ZOOMで質問しています。デジタル機器を駆使する現代の高校生は,機動力が違いますね。

     求めた分だけ自分たちの研究が高みに到達するやりがい,これこそ課題研究の醍醐味でしょう。今は様々なコンテストも開催されています。是非積極的に挑戦してみましょう。

  • 2024年05月17日(金)

    県知事表敬(リン酸班)

     2024年5月17日に,つくばサイエンスエッジで文部科学大臣賞を受賞したリン酸班が鹿児島県知事へ表敬訪問をしました。

     はじめに、研究成果を知事にプレゼンをしました。

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     その後、知事の質問がありました。装置の原理、将来の進路についての質問がありました。特に、知事は赤潮についてに関心が強く、多くの質問をしていました。

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     最後に記念写真です。

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     次に、鹿児島県教育庁の方に移動し,副教育長と教育次長の前でもプレゼンをしました。装置の説明や今後の研究についても質問を受けました。

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     来週は、鹿児島県水産振興課,鹿児島県水産技術開発センターの方々らと意見交換会があります(まだまだ忙しいリン酸班です)

  • 2024年05月16日(木)

    栗野中学校で行われた進路学習「先輩から学ぶ」に招待していただきました。

    5月16日(木)に栗野中学校で行われた進路学習「先輩から学ぶ」に招待していただきました。

    本校から,栗野中学校出身の生徒たちが参加しました。現在取り組んでいる課題研究の内容を発表したり,中学生からの質問に答えたりしました。久しぶりの母校で,今頑張っている取組を発表することができて,生徒たちは嬉しかったようです。また,今回の発表で新たな視点や課題が見つかったみたいなので,今後の内容の充実に期待したいです。このように,人前で発表する機会を得ると,今まで気付かなかったことに気が付いたり,成長のきっかけに繋がったりします。貴重な経験をすることができて良かったですね。招待していただいた栗野中学校の皆様,本当にありがとうございました。

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  • 2024年05月15日(水)

    統計学講座と理数科2年生SR

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     5月15日(水),普通科2年生は統計学講座を体育館で受講しました。講師は元本校職員の脇薗祐一先生です。

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     統計って漢字を使うととっつきにくいですが,私たちがwebをチェックしたりYouTubeを見ただけで好みを収集して,我々にCMを提供するビッグデータサイエンスも,統計を用いて行われているものです。

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     皆さん得られたデータと結論の間に,他の原因が交じっていないか,十分注意してください。

     例えば,「朝ご飯を毎日食べる児童は体力や学力が高い」という傾向が得られた時,「体力や学力が低い児童に朝ご飯を食べさせれば,能力は上昇する」というのは本当でしょうか?

     朝ご飯が原因ではなく,朝ご飯を食べられるような規則正しい生活リズムが学力向上の原因かもしれませんし,朝ご飯を提供してくださる両親の関心の高さが,体力維持に有利に働いているのかもしれません。であれば,朝ご飯を食べなくても規律正しい生活リズム,両親の関心の高さを上げれば,朝ご飯とは無関係に能力は高まるでしょう。

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     一生懸命にアンケートや実験でデータを取った時,得てして「因果関係(=直接の原因)」ではなく「相関関係(=そのような傾向がある)」を結論としてあげてしまうことがあります。そのためには,十分に比較し,みんなで大丈夫か確認し合うことが大事でしょう。

     理数科2年生は,各自の研究を進めています。

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     地学班は5月末に行われる学会発表準備でがんばっています。

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     「まさに化学!」というような意見交換。こういう時間が自分たちの考えをまとめてくれます。

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     自作の実験装置を試行錯誤している物理班。「もの作り」が新たな気づきを生み出すかもしれません。

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     休日の調査結果を整理するトンボ班。川でのメモが,意味を持つデータとして活用されるのに驚きです。「あのトンボ,15日も生きていて,今週初めて産卵したんだ!」ワクワクです。

     2年生の課題研究も本格的に始まります。今年はどんな活躍をしてくれるのか,見守る我々もワクワクです!

  • 2024年05月13日(月)

    令和6年度霧島しごと維新事業「君の夢を叶える高校フェア」

    5月11日(土)の午後に,国分シビックセンター国分ハウジングシビックホールで,霧島市内の中学生とその保護者を対象に,令和6年度霧島しごと維新事業「君の夢を叶える高校フェア」が行われました。霧島市内にある5つの公立高校の職員や生徒・卒業生ががぞれぞれの高校の魅力を紹介することで,中学生の進路選択に生かしてもらおうという趣旨の会です。

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    国分高校からも生徒二人と卒業生二人に参加してもらいました。ステージでは,高校の概要説明に加えて,卒業生にインタビューする形で話をしてもらいました。

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    ステージでの説明の後は,それぞれの高校のブースに分かれての説明でした。15分×3回の説明に,多くの中学生や保護者が参加してくれました。ブースでの説明からは,国分高校を代表する2年生の生徒2人が説明に加わってくれました。また,国分高校の生徒たちが作成した課題研究のポスターを掲示したので,国分高校の取組をよく理解していただけたのではないでしょうか。

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    質疑応答も,生徒や卒業生が明るく,分かりやすく回答してくれたので,とても雰囲気が良かったです。

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    中学生と保護者の皆さん,国分高校の魅力は十分に伝わりましたか?国分高校にはまだまだ魅力がたくさんあります。現在,中学校における高校説明会で国分高校の紹介をしていますが,6月には,夜の学校説明会を行う予定にしており,校舎内の見学も出来ます。また,説明会以外でも,随時校舎見学等には対応しているので,お気軽にお声掛けください。

    なお,当日は昨年度の学校案内パンフレットを使用しましたが,今年度の学校案内パンフレットが完成しました!中学校説明会には,国分高校らしい明るく活気のある今年度の学校案内パンフレットを持参しますので,楽しみにお待ちください。

  • 2024年05月10日(金)

    「THE TIME,」無事放映されました!

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     最近注目されているリン酸班が,MBCの朝6時50分頃から放映されるThe Time, にて放映されました!

     この番組はスタッフが来校することなく,遠隔で構成や画面などを指示された本校生徒会と理数科の生徒たちが作り上げたものです。

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     生徒会長のインタビューに答えたリン酸班によると,この測定機器の愛称(仮)は「リン子ちゃん」だそうです。安価で手軽,しかも高性能なこの機器が,鹿児島県の養殖現場を大きく変える可能性を秘めています。

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     早起きな先生方と共に,職員室で視聴しました。

  • 2024年05月01日(水)

    PTA評議員会と2年生SR始動

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     PTA評議員会が開催されましたが,その冒頭で3年生普通科肌班が課題研究を披露してくれました。保護者の皆様も生徒たちの発表を目にする機会は少ないと思います。実際に御覧になり,いかがだったしょうか?

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     肌班は,かごしまアントレプレナーシップ養成事業「THE MISSION KAGOSHIMA」にて大学生を相手に最優秀賞を手にした成果を上げています。

     優勝の様子はこちら

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     廃棄野菜を減らして農家の収入を増やしつつ,環境に優しい産業を興すことを目標とした取組に,好感が持てる内容でした。

     評議員の方々,本日はお疲れ様でした。

     さて, 水曜日の6~7限は,2年生SSHのサイエンスリサーチSRの時間です。系統ごとに分かれて,どのような研究を進めていくのか,試行錯誤しています。

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     桜島大根とハツカダイコンを植え,その成長を見ながら生育条件を変更しようと計画している班です。すくすく育って!!

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     研究の方向性を説明しても,先生方が理解できないと言うことは,どこかに独りよがりな思い込みがあるかもしれません。もう一度落ち着いてアプローチを考えてみましょう。

     今日の放課後は普通科の生徒が「自主ゼミ」の申し込みを始めていました。本格的に楽しくなる時期ですね!「面白い」と思えることが,一番の原動力です。

     

  • 2024年04月26日(金)

    1年生のSSH:グローカルサイエンスGSの1回目

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     1年生は金曜7限目がSSHの時間:GSです。1学期を使って鹿児島や霧島の魅力を知り,自分たちが調べたいテーマを考える糧となる時間を過ごします。

     今日はその第1回,そもそも課題研究・探究とは何かを,校内のSSH推進:神園先生から伺いました。

     国分高校の生徒は,今まで課題研究を通して驚くような成長を見せてくれています。世界大会に出て活躍するようなグループもありますが,賞が取れるかどうかではなく,その活動を通して何を得られたかが大切です。

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     探究って何でしょうか。「近くの人と話し合ってごらん」という呼びかけに,1年生はすぐに反応します。

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     何か一つ,まだ誰も答えを見つけていないことに対して,狭く深く,トコトン突き詰めて調べて欲しいです。その経験の中で「なぜうまくいかなかったのか」「何をすればもっとうまくいったのだろうか」と,自分を分析する力:自己調整能力を身に付けることが,皆さんを大きく成長させます。

      国分高校の3年間で,是非ここでしかできない経験を積み,希望する進路の実現につなげてください。