12 SSH
2025年05月20日(火)
5月20日(火)の表彰式
5月20日(火)の全校朝礼の際に表彰式が行われました。多くの生徒たちが活躍して表彰されました。文武+課題研究の三刀流でキラキラと輝く国分高校生です。
【課題研究】
日本金属学会 第13回高校生・高専ポスターセッション
高校生ポスター最優秀賞 サイエンス部窒素班
高校生ポスター優秀賞 サイエンス部硫化水素班
【姶良・伊佐地区大会】
優勝 男子ハンドボール部
優勝 剣道部男子団体
優勝 剣道部女子団体
優勝 剣道部男子個人 亀澤剣生 さん
優勝 剣道部女子個人 竹松悠佳子 さん
2位 女子バスケットボール部
2位 登山部男子
2位 卓球部男子団体
2025年05月19日(月)
3年生理系物理選択者 光の干渉実験
5月19日(月)に,3年生の理系物理選択者の授業で光の干渉実験が行われました。よく分かりませんが(笑),いくつかの光が作用しあって,一番下の写真のように縞模様が出てくるということでしょうか?課題研究の波班が取り組んでいる水面のキラキラ現象も,この光の干渉によるものなのですかね?生徒たちの興味津々の様子が伝わってきます。授業に実験が加わると,より説得力が増して,内容が充実したものになりますね。
国分高校では,たくさんの実験が行われます。実験の機会をたくさん準備してくださる理科の先生や実習助手の先生方に感謝です。その実験が課題研究の充実にもつながります。これからも楽しんで学んでほしいと思います。
2025年05月19日(月)
1年生GSオリエンテーション
国分高校では,「総合的な探究の時間」を学校設定科目に読み替えて取り組んでいることを前回のブログの2年生のSRの授業で紹介しました。1年生の「総合的な探究の時間」も同様に,金曜日の7時間目に学校設定科目のGS(Glocal Science)の授業を行っています。このGSの時間の上半期は,生徒たちが自分たちの課題研究のテーマを決めるための様々な講演会やフィールドワークだったりします。まずは課題研究とは何か?どのように考えて取り組むべきか?という観点を身に付けることが重要になります。
5月16日(金)のGSの時間は,1学年全員で集まってオリエンテーションを行い,課題研究,探究活動のあるべき姿について学びました。学年主任の平山先生が,とても分かりやすく生徒たちに課題研究の核心を伝えてくださいました。生徒たちは,中学校までの「総合的な学習の時間」と,高校の「総合的な探究の時間」の違いについて理解することができたのではないでしょうか。国分高校で取り組んでいるSSHの取組にどっぷりはまって,大学等の進学にも生かしてほしいと思います。1年生の皆さん,さあ課題研究のスタートです。思いっきり楽しんで,それぞれの道を究めてください!
国分高校のSSHに関わってくださる方々から,国分高校の生徒たちは聞く態度が良いとよく言われます。人の話をしっかり聞いて,自分自身のものとして身に付けられたらいいですね。国分高校では外部の方々による講演の機会が豊富に準備されています。生徒の皆さんには,この恵まれた環境を生かして,大いに成長してほしいと思います。課題研究を楽しんでくださいね。
2025年05月19日(月)
MBC南日本放送『kagoshima SDGs 17colors』国分高校のチーム「地域史広め隊」
5月17日(土)に,MBC南日本放送の『kagoshima SDGs 17colors』という番組で,国分高校の「地域史広め隊」の活動の内容が放送されました。この放送は,3月8日(土)に鹿児島銀行よかどビルで開催された,「SDGsみらい甲子園ファイナルセレモニー」で川商ハウス賞を受賞したことによるものです。学校教育に地域の歴史を取り入れることを目指している「地域史広め隊」の生き生きとした活動の様子が紹介されました。視聴することができなかった方のために,下記のyoutubeから見逃し配信があるそうです。是非御覧ください。
2025年05月15日(木)
2年生SR
国分高校では,「総合的な探究の時間」を学校設定科目に読み替えて取り組んでいます。2年生は,普通科も理数科も「総合的な探究の時間」の1単位分と,「情報1」の1単位分の計2単位分を「SR(Science Research)」に読み替えて,水曜日の6限と7限に授業を行っています。このSRの時間は,生徒たちがそれぞれの課題研究に取り組んで,来年の1月に行われるSSH成果発表会に向けた活動の時間になります。内容としては,それぞれの班による活動(研究→発表→論文作成)の他,プレゼンテーション講習会や統計学講座,ロジック国語講座等の講演会,各種課題研究の大会出場に向けた活動になります。
5月14日(水)の6限と7限にSRが行われました。今回は,それぞれの班による活動です。お互いに意見を出し合ったり,研究の進め方の方針を話し合ったりします。進行の早い班については,内容のブラッシュアップに取り組んでいます。理数科の生徒たちは実験に取り組んだり,実験の結果を検証したりすることが多いようです。職員は基本的に各教室で見守り指導です。生徒たちから質問等があった場合に,アドバイスをしたり生徒たちが進めて行きたい方向の確認作業をしてあげたりします。
【普通科】
【理数科】
国分高校の生徒たちの課題研究が充実しているのは,生徒たちの自走化がうまくいっているからだと思います(^_^)v そして何よりも,楽しんで前向きに取り組む生徒たちの姿が素晴らしいです。
「霧島から世界へ イノベーティブな科学系人材の育成を目指した国分プログラムの開発と展開 ~1期目「サステナビリティの視点の獲得」から2期目「サステナビリティの社会の構築のためのイノベーションを創出する科学系人材の育成」へ~」という学校としてのSSHの研究課題の実現に向けて,とても良い雰囲気でSSHの活動が進められています!(^^)!
2025年05月14日(水)
霧島温泉郷での硫化水素濃度測定の実証実験
5月13日(火)に,日本金属学会の高校生ポスターセッションで「優秀賞ポスター賞」を受賞した理数科3年生の硫化水素班の生徒たちがが,霧島温泉郷を訪問しました。
全国の温泉地でも硫化水素による事故が起こっていることから、地元の霧島温泉郷で測定を行いました。また,今回の実証実験は,有毒な硫化水素が発生している危険性を考慮し,霧島ジオパークの石川先生の御同行と御指導の下で,安全に配慮をして実験を行いました。
まずは,霧島国際ホテル下の遊歩道で測定をしました。
次に,前田温泉「ガジロが湯」(株式会社前田産業)様の御協力の下,源泉での硫化水素測定を行いました。
株式会社前田産業様との話の中で,霧島の地熱エネルギー発電について話題になりました。現在,NEDOや東京大学が工場からの排熱発電システムに取り組んでおり,霧島温泉でも応用できるのではないかと考えているそうです。
興味のある方は,ここをクリックしてください。
とても充実した実証実験を行うことができました。霧島ジオパークの石川先生及び株式会社前田産業様の御協力,本当にありがとうございました。
中学校の理科の実験における硫化水素発生による生徒の体調不良の事故のニュースが頻繁に聞かれます。国分高校の硫化水素班の生徒たちの取組が,全国の実験における事故防止に生かされることを期待しています。
2025年05月12日(月)
舞鶴フィールド研修Ⅲ(サイエンス部2年生)
5月10日(土)~11日(日)の1泊2日の日程で,サイエンス部(理数科)の2年生23人が舞鶴フィールド研修に出掛けました。今回の研修は,鹿児島市喜入の愛宕川,南九州市の石垣川,南さつま市の万之瀬川,いちき串木野市の八房川を訪問しました。研修の目的は,水生生物や昆虫の採集と分布の調査,水質調査などです。県立南薩自然の家に宿泊をして,充実した研修を行うことができました。
ご飯も美味しくて量もたっぷりあったそうです。ナイトウォークで松原の散策やサンセットブリッジの散策も楽しめたそうです。早寝早起きでラジオ体操まで取り組んで健康的な研修でしたね。
少年のような先生を中心に,生徒たちが生き生きと過ごすことができた今回の研修でした。これからの課題研究に大いに生かしてくれることを楽しみにしています。お疲れ様でした。
2025年05月10日(土)
令和7年度霧島しごと維新事業「君の夢を叶える高校フェア」に参加しました。
5月10日(土)に,霧島市教育委員会が開催した,令和7年度霧島しごと維新事業「君の夢を叶える高校フェア」に参加しました。霧島市内の中学生と保護者が参加して,市内の5つの公立高校の説明を聞くイベントです。中学生は第2土曜の授業を終えて,午後から会場の国分ハウジングシビックホールに集まってくれました。
国分高校は,一昨年度と昨年度の卒業生の協力をもらって紹介を行いました。新しい校舎や制服,活気溢れる学校教育活動,SSHの取組や部活動等について,パワーポイントを用いて紹介しました。国分高校と言えば課題研究です。卒業生や在校生の作成したポスターを10枚,ブースに掲示しましたが,さすがに10枚のポスターが並ぶと華やかで迫力がありました。生徒たちの活動が広報活動にも繫がるのでありがたいです。また,卒業生の2人が,国分高校に通って本当に良かったと話してくれたのがとても嬉しかったです。
鹿児島大学に在学中の卒業生の2人です。御協力ありがとうございました。大感謝です。
右:令和5年度卒 中村鈴菜さん(国分南中出身) サイエンス部で全国大会出場
左:令和6年度卒 隈元俊輝さん(舞鶴中出身) ハンドボール部で全国大会出場
2025年05月07日(水)
国分中学校での硫化水素濃度測定の実証実験
5月7日(水),日本金属学会の高校生ポスターセッションで「優秀賞ポスター賞」を受賞した理数科3年生の硫化水素班が,国分中学校を訪問しました。
硫化水素班は,全国の中学校の理科の授業で,硫化水素を発生させる実験に参加した生徒が吐き気や頭痛などを訴え、病院に搬送されたというニュースが相次いで報道されたことから,安価・簡単で正確な硫化水素濃度の測定機器の開発を目標に取り組んでいます。そこで今回は,地元の国分中学校に課題研究の実証実験への御協力を依頼したところ,快く受け入れていただけることになったことから,実際に理科の実験の授業に参加するために,国分中学校を訪問しました。
まずは、自己紹介と趣旨説明
実験の様子
最後は片付けまで
中学校での実験においても,十分に硫化水素の濃度を測定することができることが分かりました。今回の経験を生かして,今後も地元の中学校に硫化水素濃度の測定器を広めていきたいです。
来週は,霧島の硫黄谷まで出掛けて、硫化水素の濃度を測定する予定です。
私たちの身近な所に研究のための素材があふれていて,それらが国分高校の充実の課題研究につながっています。今回の取組について,国分中学校の皆さんに興味を持ってもらえたら嬉しいです。国分中学校の皆様,御協力,本当にありがとうございました。
2025年04月24日(木)
理数科課題研究計画発表会
4月23日(水)に,理数科の2年生による課題研究計画発表会が行われました。理数科の生徒たちは,全員がサイエンス部の物理班,化学班,生物班,地学班のどこかの班に所属して,それぞれ課題研究に取り組んでいます。今回は,1年次に取り組んだ課題研究の内容を基に,来年1月の成果発表会までにどのようなことを目的に取り組んでいくかについて発表しました。
霧島市市長公室ジオパーク推進課事務局員の専門員石川徹様を講師にお迎えして,生徒たちの課題研究発表と今後の計画について指導・助言や御質問をいただきました。根本的なリサーチクエッションに関する質問や効果的なプレゼンテーションの見せ方等に関するアドバスをいただき,生徒たちにとっては貴重な時間になりました。毎年,この発表会から課題研究の内容がどんどん濃くなっていきます。9月の中間発表がとても楽しみです。
このように,プレゼンテーションを作成して人前で発表し,それに対する質疑応答まで行うので,将来,大人になってから必要とされる資質・能力を高校時代に築くことができます。主体的に生きる力が身に付く国分高校の教育活動です。