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2025年04月24日(木)
理数科課題研究計画発表会
4月23日(水)に,理数科の2年生による課題研究計画発表会が行われました。理数科の生徒たちは,全員がサイエンス部の物理班,化学班,生物班,地学班のどこかの班に所属して,それぞれ課題研究に取り組んでいます。今回は,1年次に取り組んだ課題研究の内容を基に,来年1月の成果発表会までにどのようなことを目的に取り組んでいくかについて発表しました。
霧島市市長公室ジオパーク推進課事務局員の専門員石川徹様を講師にお迎えして,生徒たちの課題研究発表と今後の計画について指導・助言や御質問をいただきました。根本的なリサーチクエッションに関する質問や効果的なプレゼンテーションの見せ方等に関するアドバスをいただき,生徒たちにとっては貴重な時間になりました。毎年,この発表会から課題研究の内容がどんどん濃くなっていきます。9月の中間発表がとても楽しみです。
このように,プレゼンテーションを作成して人前で発表し,それに対する質疑応答まで行うので,将来,大人になってから必要とされる資質・能力を高校時代に築くことができます。主体的に生きる力が身に付く国分高校の教育活動です。
2025年04月23日(水)
教科横断型の授業を実施しました(理×英)。
4月22日(火)に教横断型の授業を実施しました。実施した学年と教科は2年生理数科の理科と英語です。科目名は理数化学と英語コミュニケーションで行いました。頻繁に行うことができるわけではありませんが,国分高校ではこのような機会をとても重要なものだと考えています。今後も可能な範囲でチャレンジしていきたいです。生徒たちにとっても,新鮮な授業になると思います。生徒たちは,タブレットを駆使してディスプレイを眺めたりしながら授業に取り組んでいました。最先端の授業展開ですね。理科にも英語にも興味を深めてほしいです。積極的にチャレンジしてくれる先生方が多い国分高校なので,これからが更に楽しみです。
2025年04月22日(火)
国分高校【公式】のインスタをはじめました。
鹿児島県立国分高等学校【公式】のインスタグラムをはじめました。このインスタグラムを使って,SSHなどの情報をお知らせする予定です。下記のリンクやQRコードから,ぜひ登録をお願いします。2025年04月17日(木)
物理班がトヨタ車体の皆様にプレゼンを披露しました。
4月16日(水)の放課後,物理班の生徒たちが,トヨタ車体の方々にプレゼンテーションを行って指導をしていただいていました。物理班は音や光について,身近な現象の原因等について課題研究を行っています。トヨタ車体の皆様はとても協力的で,生徒たちに親切丁寧に御指導をしていただいています。地元の企業と連携させていただく機会を得られることに,本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
物理班の皆さん,教えていただいたことをしっかり自分たちのものにして,課題研究の内容をさらにブラッシュアップさせていきましょう。トヨタ車体の皆様,ありがとうございました。
2025年04月15日(火)
全校朝礼・表彰式
4月15日(火)に全校朝礼と表彰式が行われました。
表彰式では,課題研究に取り組む3班の生徒たちが表彰を受けました。課題研究の国分高校。今年度も生徒たちの活躍が楽しみです。
スジエビ班 つくばScienceEdge2025オーラル特別賞 グローバルリンクシンガポール2025への出場権を獲得!
グローバルリンクシンガポール2025は3年連続の出場権の獲得になり,快挙です。
トンボ班 同じく,つくばScienceEdge2025でブースポスター賞を受賞しました。こちらも快挙です。
ペーパー(レス)班 志學館大学主催課題探究/研究発表大会 学長賞
Hot spring 班 地方創生2.0へ!高校生によるデータを根拠にした私の町への観光計画の提言 最優秀賞
校長からは,いじめ問題を考える週間に関連させて,自分事として考えることができるようになろうという講話がありました。周りの人に対して優しい国分高校の生徒たちです。きっと大丈夫だと思います。週番の先生からは連絡事項が伝えられました。年度始めなので,連絡事項が多いです。学級のSHRでも同様に,聞き逃さないようにしてほしいです。
2025年04月09日(水)
令和7年度 理数科集会
対面式の後,理数科の生徒たちは体育館に残って理数科集会を行いました。理数科集会は,理数科の2年生と3年生が,後輩である理数科の1年生に対してポスター発表をする行事です。
2年生の窒素班
3年生の硫化水素班
3年生の波班
3年生のトンボ班
3年生の桜島班
自分が素晴らしい発表だと思った班に投票もしました。発表会とはどのようなものかを理解してもらえたのではないかと思います。理数科の1年生の皆さん,興味を持つことができた内容の発表はありましたか?皆さんは,これから1学期の間は様々な経験をして課題研究の基礎を身に付けることになります。それらを踏まえて,7月ごろから班分けが始まります。今回の理数科集会は,皆さんがどの班に所属して課題研究に取り組んでいくかをイメージをすることができる良い機会になったと思います。せっかく国分高校に入学したので,課題研究を大いに楽しんでほしいです。
2025年04月07日(月)
MBC開発隼人養殖場 窒素班訪問
4月4日(金),日本金属学会の高校生ポスターセッションで「最優秀賞ポスター賞」を受賞した理数科2年生の窒素班が,MBC開発隼人養殖場を訪問しました。窒素班は,赤潮の原因となる窒素を測定する機器を開発しています。そこで,地域の養殖業に役立ててもらおうと思い,MBC開発隼人養殖場を訪問することになりました。まずは,MBC開発隼人養殖場の方にプレゼンをしました。
ヒラメの養殖池の見学
ヒラメの稚魚の見学(バケツの中の黒いのが稚魚です。)
車海老の選別場・出荷場
最後に記念写真。
また,養殖池での採水も行い,窒素濃度の測定をします。生徒からは,「楽しかった」,「勉強になった」などの感想が寄せられました。今回の見学等が,研究を進めるのに勉強になったと思います。
隼人養殖場のホームページはここから(新鮮な車海老を販売しています。)
https://sites.google.com/mbckaihatsu.co.jp/chisan/
2025年04月07日(月)
第一工科大学 髙嶋洋先生の来校
4月4日(金)に,第一工科大学 髙嶋洋先生に御来校いただきました。そして,窒素班の課題研究を御参観いただき,御講演もしていただきました。
まずは,窒素班の生徒たちががプレゼンをしました。
窒素測定器の説明
高嶋先生からは,セルビアの水質汚染の講義をしてもらいました。
セルビアは,地下水の水質汚染が深刻なのだそうです。今後は,本校の卒業生の開発したリン酸測定器と窒素測定器を,セルビアの中学生や小学生に使ってもらおうという取組に発展しそうです(国際的な共同研究の実践!)。まずは、セルビアでリン酸測定の観測してもらえるように,簡単なマニュアルを作成する予定です。様々な方面に繋がりが広がって,とても楽しみな取組になりそうでワクワクです。
2025年04月03日(木)
アマモ班の自主ゼミの活動
理数科の2年生に,自主ゼミとして課題研究に一生懸命に活動している「アマモ班」がいます。これまでも,昨年の12月に重富漁港でアマモの植え付け体験をさせていただいたりして,積極的な活動に取り組んでいます。4月3日(木)に,姶良市加治木町にある錦海漁協の皆様の御協力を得て,国分高校で勉強会を開催していただきました。講師には,鹿児島県漁業協同組合の栫様と錦海支所の遠藤様,合同会社ECOS技術士事務所の安藤様です。安藤様は錦海漁協の皆様にもアドバイスや指導をされているそうです。
遠藤様からは,ブルーカーボンについて,アマモの生態について,これまでの取組について御教授いただきました。アマモ班の生徒たちは,鹿児島水族館いおワールドのアマモが天草産でとても元気があるのに対して,錦江湾のアマモは元気がないことに着目して,その理由が遺伝的なものなのか,環境的なものなのかを調べていきたいのだそうです。今後は,海水の塩分濃度を変えたり,海底の砂などの条件を変えたりした時に,発芽等の様子がどのように変わるのかを調べていくそうです。そして,2021年度を最後に更新されていない県全体のアマモの分布状況の更新も考えているそうです。
とても意欲的で素晴らしい取組です。これからの活躍が楽しみな自主ゼミです。
2025年03月31日(月)
つくばサイエンスエッジにて活躍!
3月28日(金)~29日(土)にかけて,つくばサイエンスエッジが開催されました。本校から出場した課題研究班のうち,エビ班は全国から8校残ったオーラル発表に臨み,オーラル特別賞を獲得しました。夏に行われるグローバルリンク・シンガポールへの推薦をいただきました。旅費の問題をクリアーして,活躍できることを願っています。
ポスター発表では,ブースポスター賞をトンボ班が受賞しました。
課題研究を楽しんでいる生徒たちが,このような数々の舞台で評価されることが非常に嬉しく,頼もしく思います。後輩の皆さんもぜひ自分たちの疑問や興味関心を満足させるような活動を行ってくださいね!